『心の隙間から染み込んでくるようなNostalgicでMelancholicでEmotionalなLo-Fi soundを届けてくれるMexicoの覆面Producer”C H O I S I E S”。これは音楽を愛し音楽に救われた彼の素敵な物語。”You’re not alone”』
HARVEST: 自己紹介をお願いします。
C H O I S I E S: やぁ、C H O I S I E Sだよ。
私はメキシコ出身で、音楽プロデューサーになって3年、多くの人はLo-Fiサウンドのおかげで私の作品を知っていると思いますが、作曲でもっと自分を解放できるように自分の名前を築き上げたノスタルジックでメランコリックなスタイルを維持しながら、他のサウンドも試しています。
H: あなたの作品は本当にノスタルジックで、メランコリックで、とても感動的です。その魅力は1stデビューシングル”I miss you”から変わらない気がします。それは私があなたの音楽が大好きな理由です。あなたが音楽を作るとき、何を大事にしていますか?また、何から刺激を受けますか?
C:ゼロから最後まで苦労して曲を作るプロセス全体を本当に大切にしています。とても疲れますが、そうすることでリスナーに細部についてよく考えてもらえるようになります。また、曲の物語を作るのも、みんなに自分の持ち味を出してもらうのも楽しんでいます。全ての曲にそれぞれ特別な物語の世界を持っていて欲しいと思っていて、それが存在する全ての楽曲の基本だと思うんですけど、でもそれはリスナーがいつも大切にしていることだと思います。
どれほど陳腐なものであったとしても、音楽は私のインスピレーションであり、それは私が鬱病を克服出来た理由の1つであり、そのため常に感謝しています。自分の作品がノスタルジックでメランコリックなのは、そのせいかもしれませんが、これまで聴いたことがない(特に、私と同じスタイルでない音楽を制作するアーティストの)新しいサウンドを聴いているだけで、もっと多くのことに挑戦したくなります。
H: あなたは去年2019年に3枚のアルバムをリリースしました。すべてが素晴らしいですが、特に”Love Letters To No One”は、あらゆる種類の宝石が詰まった宝石箱のような、本当に美しい作品でした。アルバムについて教えてください。
C:ありがとう。今思えばこのアルバムは2016年頃から考えていたのだけど、当時リリースしなくてよかったと思っています、きっと間違いだったでしょう。あの作品は、EDM EPからシングルのコンピレーションを経て短編集になりました。
このアルバムのコンセプトは、すべての曲にはそれぞれの物語があり、それは特徴に応じた独自のラブレターであり、人間関係で起こり得るいくつかの状況について話しています、そしてSnow, Jameson Hunt, Dhan, WORRYWORRY, Aspen Franks, heatherxtherese、そしてもちろん私の親友deaarなしでは不可能でした。彼らはこのアルバムの原動力であり、誰もが何か伝えたいことがありました。
これは私の最初のコンセプチュアルアルバムだと感じましたが、これまでで最もストレスと疲れたロジェクトでした、リリースされてとても嬉しいのですが、とても負担がかかりました。当時、私は自分の人生に変化があり、それはこのAlbumの制作過程の一部となりましたが、今では、よりリラックスした環境になり、最終的には明らかに私を助けてくれました。
Q: それはとても良かったです。ところで“EDM EP”のEDMって音楽ジャンルのEDMを指していますか?
そうです、当時、Electronic Dance Musicのシーンに魅了され、最初のEPはElectronic Bassでした。当時は、Flume, Louis The Child, Cashmere Cat, Mura Masa, Ta-Kuなどにの影響にされていました。
H: とても意外ですが共通点もあるように感じます。今のLo-Fi soundで作ったあなたのEDMも聴いてみたいです。では今後の音楽活動について教えてください。
C:この2か月間、私は新進気鋭のアーティストに連絡を取り、過去にはなかったであろうさまざまなアプローチを試みてきました。また、次のアルバムがリリースされるまでの期間、毎月シングルをリリースすることにしました。そのため、”crying in your sweater”は、続く一連のリリースの中の次のリリースです。Albumには既発の”Runaway”も含まれます。”crying in your sweater”はシングルですが、次のプロジェクトと同じメッセージを持っています、共有したくてたまらないです。
H: ”crying in your sweater”と”Runaway”はあなたの次のアルバムプロジェクトの為の曲なのですか?フィーチャーされていた”bobby someone”と”HINSHI”について教えてください。
C:実は私とbobby someoneの出会いは揉め事からでした、そして彼は彼の曲をミックスする誰かを探していて私はそれに応えました、”crying in your sweater”と”Runaway”は10月下旬からとりかかっていて、完成するまでにしばらく時間がかかりましたが、人々は曲に反応し彼は皆と繋がり始めていて、私はそのことに反対ではありません、そして彼はこのコミュニティで発言力を持ちはじめています。
HINSHIもほぼ同じアプローチでした、彼は私のスタイルに合う曲があることをためらわずに言いました。彼の音楽を聞いたとき、私はとても衝撃を受けこのLo-Fiコミュニティの次の顔になる可能性があると感じたのですが、彼にはリスナーが付いていなかったので、私は彼と一緒に働き、彼の作品をもう少し公開する必要がありました。
そして、私たちは彼の持っていた”crying in your sweater”というアイデアを基に曲を作りました。私は彼を手伝っただけです、そしてみんなと共有できることを本当に楽しみにしています。
そしてもちろん、これらのアーティストと一緒に出す曲はまだまだあります。
H: リスナーへのメッセージをお願いします。
C:やぁみんな、私はただ私の作品を聴いてくれてありがとうと伝えたいです。私にとっては少しシュールな事なのですが、最初に私は治療のためのプロセスとして曲作りを始めました、そして人々が私の曲で繋がっていくのを見ました、それは私にとってとても意味があり、説明する言葉はありません。覚えていて欲しいのは、私の曲は少し寂しいかもしれませんが、私はあなたが一人ではないことを知ってほしいと思っています。私の曲を聞くたびに、気分が良くなることを願っています。
敬具
C H O I S I E S
C H O I S I E S
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