フランス出身ロンドン在住のイラストレーター”Jean Jullien”の個展が原宿のGALLERY TARGETにて開催中(5月12日(土)- 26日(土))
僕がJean Jullienを知ったのはインスタでだった。毛筆の柔らかい線で描かれた穏やかかつシニカルなユーモアな彼の作品に惹かれフォローし、日々アップされる作品に徐々にファンになって行ったんだ。
2015年のパリで起きたテロに対して描いた追悼のイラストは世界中で共有されましたのでそれで知ってる人もいるかもね。
昨日のレセプションに行ってきたんだけど、今回の展示は見慣れているキャラクター中心のイラストというより、海辺の風景を切り取ったキャンバス作品が中心で彼らしいどこか侘び寂びの効いた作品群に彼の新たな面を見れてとても楽しめました。キャンバスだけでなく花瓶や限定30体のタコのフィギュアなども展示。他にもBEAMS TやFabrickとのコラボアイテムも販売。
会場には多国籍な多くの人々が詰めかけ大盛況の夜でした。交友のあるイラストレーターの長場雄なども顔を見せていました。
最近のJames Jarvisや長場雄、ESPOとかが好きな人はぜひチェックしてみてください。
info:
Jean Jullien – 「同じ海」
5月12日(土)- 26日(土)
この度GALLERY TARGETでは、フランス出身、ロンドン在住で国際的に活躍するアーティスト、ジャン・ジュリアンによる日本で初の個展を行います。何気無い毎日の出来事をユニークな筆使いで個性的に、面白可笑しく描くスタイルは世界中のファンを多く魅了し、今世界が最も注目するイメージメーカーの1人として認識されています。幼少期から日本文化への関心も深く、アーティスト活動において日本から受けた影響は計り知れない彼にとって、今回の個展は感慨深いものになっております。
個展のタイトル『同じ海』から分かるように今回の展示は、彼の生まれ育った海沿いの町ナントの海、彼が今住んでいる海に囲まれた島国『イギリス』、そして日本という島国の共通点を通し、繋げていく過程をオマージュした内容になっています。ジャン・ジュリアンは「世界中のどこにいても海は同じに感じる、自分の故郷を思い出させる旅の友みたいに。この展示は変わりゆくようで、変わらない海の対比性を表現している」と語っています。彼の壮大なる海にまつわる体験や思い出を詰め込んだ作品をオリジナルドローイングとペインティングにより構成。期間中は、今回の個展の為に特別に製作をした様々なコラボレーション商品も展示予定です。
GALLERY TARGET 展示詳細ページ:
https://www.gallery-target.com/2018/04/18/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB/
Jean Jullien:
フランス出身、現在ロンドンを拠点に活動するアーティスト。2008年にロンドン芸大のセントラル・セントマーチンズを卒業した後、2010年にロイヤル・カレッジ・オブ・アートにて修士号を取得。イラストレーションを軸に写真、動画またインスタレーションを製作するなど幅広い分野で活動している。過去にはロンドンのテートモダンやKemistry Gallery、LAとベルリンにあるHVW8、またシンガポール国立博物館など、世界各国で展示を行なっている。クライアントはニューヨーカー, ウォールストリート・ジャーナル、ナショナルジオグラフィック, UNICEF, ロンドン交通局など多岐に渡る。
Jean Jullien:
Official HP:
http://www.jeanjullien.com/
Instagram:
https://www.instagram.com/jean_jullien/